【バレー】誰も教えてくれないアンダーパスの本当のコツ【超重要】

だれも教えてくれない本当のアンダーのコツ

こんにちは。

バレーボールスキルアップブログVBSUです。
このブログではバレーボール上達のための方法を勉強していくブログです。

技術的な部分の向上のためにはどう練習やトレーニングをすれば効率が良いのかを理解し、考え実行することが大事です。

ただやみくもに指導者の言うとおりにやるのではなく、本当にそのやり方でいいのかを考えることも場合によっては必要です。


これまでプレーヤー、指導者、トレーナーとしてバレーに関わってきた中でどうしても違和感のある指導がありました。

今日はその経験から、

誰も教えてくれないアンダーパスのコツ


こちらをお伝えしたいと思います。

結論から言いますと…



アンダーは腕を(も)振りましょう!

です。

VリーグのJTマーベラスのyoutubeにアンダーハンドでの当てる場所に関する動画がありますが、しっかり腕を振ってパスをしています。

実際の動画がこちら(55秒付近から)↓↓


https://www.youtube.com/watch?v=zgSFy7aOzeo


いかがでしょうか…?

これを見ても腕を振っていないと感じますか?

他のチームの動画も載せておきます(7秒付近から)↓↓

https://www.youtube.com/watch?v=mq-MB-zeh0A&list=PLk-7bx9BWbOYJ6Pa_b6tvQgysjj_pTQFP&index=3

こちらも動画内では腕は振らないと言っていますが間違いなく振っていますよね?



『アンダーパスは腕を振るな!』

初心者のころによく指導者から言われることの多いセリフだと思います。


バレーボール経験者のほとんどが聞いたことがあるのではないでしょうか?

しかし見本の動きを見ても腕は振られていることがほとんどです。

全日本やVリーグの選手もパスでは当然のように腕を振っています。


それなのになぜ腕を振るなと指導するのでしょうか?

みなさん違和感を感じませんか?


まずは腕を振るときと、振らないときの特徴を挙げてみます。


腕を振らないときの特徴

  • 腕を振らない場合はボールの軌道に対して腕(面)の角度を固定することができるのでコントロールしやすい
  • ボールに回転を与えにくい
  • チャンスボールやフェイントなどのユルいボールを遠くまたは高く飛ばすことはできない

腕を振るときの特徴

  • チャンスボールやフェイントなどのユルいボールでも遠くまたは高く飛ばすことができる
  • ボールに回転を与えやすい
  • タイミングがずれると狙い通りにボールが飛ばない

ざっとこういった特徴がそれぞれ挙げられます。


実際の試合の場面で腕を振らないアンダーは、

ディグでスパイクに対してだったりレセプションでジャンプサーブに対してだったりなど、

速いボールに対してアンダーでボールを拾うときにはあまり腕を振りません。


他にはネット際からセッターへの返球などユルいボールを近くの人に返すときは腕を振らないようにすることがあります。


しかし

現在のバレーでは同時多発位置差攻撃のように、

攻撃枚数をいかに増やすかといった戦術がスタンダードとなっていますが、

そうでない場合でも

攻撃参加する人はスパイクの準備をする必要があります。


ということは、

特にチャンスボールやフェイントなどのユルいボールに対しては意図的に腕を振ってボールに力を与え高くボールを上げなければ

チームメイトや自分自身が攻撃準備をする時間をかせぐことができません。


そういった癖をつけるためにもパス練習の段階からボールを高めにコントロールすることが重要です。


まとめ

ボールを低く、小さくコントロールするには腕を振らないことで確率が上がりますが、

高く上げて時間を作ることで味方が次のプレーをするのに楽になります。


腕だけを振ることはボールに対して当てるべき角度を一瞬で通り過ぎてしまうので良いことではありませんが

下半身と腕の振りとバランスよく使い、アンダーでボールをコントロールしましょう。


ボールをたくさん触って失敗を繰り返しながらでも練習をすることで『腕も振るアンダー』を身に付けてください。




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