【第二回】バレーのレシーブ上達のコツ【あなたは何を見ていますか?】

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こんにちは。

バレーボールスキルアップブログVBSUです。
このブログではバレーボール上達のための方法を勉強していきます。

技術的な部分の向上のためにはどう練習やトレーニングをすれば効率が良いのかを理解し、考え実行することが大事です。

ただやみくもに指導者の言うとおりにやるのではなく、本当にそのやり方でいいのかを考えることも場合によっては必要です。


レシーブ上達にはいくつかコツがありますが、全日本選手やVリーグの選手の動画を見たりして練習方法やフォームのマネをする人は多いと思います。


レシーブ強化のためには単純にアンダーやオーバー、スプリットステップなどといった技術的な部分を上達させることも大事ですが、それらを十分に発揮できなければ意味がありません。


前回は自分の能力を発揮するために必要な準備について取り上げました。


今回はそんな必要な準備の中から

  • レシーブ力を十分に発揮するために何を見るか?
  • そこから何を味方に伝えるか?


この二つについてお伝えします。


レシーブ上達のコツ【あなたは何を見ていますか?】

レシーブはディグやレセプションといった、スパイクやサーブなどの相手の攻撃に対してボールを拾う時のことを指しますが、その時にしっかり守って自分たちの攻撃で最大限の力を発揮できるようにしましょう。


レシーブで何を見るか

あなたはレシーブの時に何を見ていますか?

チームで言われている場所にポジショニングをするだけではレシーブ力は十分発揮できているとは言えません。


こんなものを見るようにしましょう。

レシーブで”最終的に構える場所"を決める

  1. 相手のセットアップ(ボールの軌道、速さ)と攻撃位置
  2. スパイカーの助走の向きと助走スピード
  3. 味方ブロッカーの動きと跳ぶ位置
  4. 味方レシーバーの動きと構える位置
など


その前の段階("最終的に構える場所"を"決めるまでの動き方")

相手が守備のとき

  1. 相手のレシーバーやセッターのポジショニングとボールの軌道や速度
  2. レシーブ後の相手セッターや二段トスを上げる選手のボール落下地点への入り方
  3. 2の時の相手アタッカーのポジショニングや動き
  4. 2の時の味方のポジショニングや動き
など

次のレシーブのための狙いどころを決め、そこを的確につくことで相手の攻撃を限定させることも可能なので、これらよりも前の段階から見た情報から試合を組み立て、守備力を発揮することも可能です。



味方に伝えるべきこと

では、見て得た情報から味方にどんなことを伝えたらいいのでしょうか?


ブロッカーへ伝えること

  1. ツーアタックの可能性
  2. ブロックが必要かどうか
  3. 相手の攻撃(アタッカー)枚数または、どこからの攻撃がありえるのか
  4. コースの限定(跳ぶ場所の指示)

など


レシーバーへ伝えること

  1. ツーアタックの可能性
  2. 相手の攻撃(アタッカー)枚数または、どこからの攻撃がありえるのか
  3. コースの指示
  4. 誰が取るべきボールか
など

他にも伝えるべきことはチーム状況や、チーム内の決まり事で変わってきます。

もちろんIN、OUTの的確なジャッジなども必要です。


まとめ

バレーボールという競技はどちらのチームもブロックでのワンタッチを除いて最大3回まで触ることができ、その3回の間に得点を積み重ねていこうとします。


それに対応するために、攻撃を上回るレシーブ力(守備力)で迎え撃ちます。


相手の動き、味方の動き、ボールの動き


見るものを増やし、そこから次に起こる事を予測して味方への指示をすることで自分たちのレシーブ力を最大限に発揮して攻撃につなげましょう!


あ、もちろんアンダーやオーバー、体の動きといった個々の能力を上げるためにたくさん練習することも重要です。

そちらも忘れずに!



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